が、結果は80秒以内の好タイムでゴール。
さすがオーナー、ツボを心得ている。
初っぱなから、ガンガン加速していく。
コーナーでインリフトしながらも、最終コーナーに全速で突入してくる。
ん?...この速度で最終コーナーに入ったら...
なんとSJ2001の初ゴケは、3/4回転のドハデなものだった。
競技委員長の加納氏曰く「コーナー入る前からコケるの分かったよ」。
...でしょうね、やっぱり。
しかし、驚いたのは転倒する時にニュ〜っと右手が出て、マシンを支えようとしたままこけたって事。
出した手は、地面にはじかれた模様。
キースイッチを切るのも忘れ、徳増君は運転席で凍り付いていたのでした。
この後、救急病院を探し出し、森光氏が徳増氏を病院へ連れて行ってくれた。
幸いにも、打撲程度の怪我で済んだ模様。
手が千切れなくて良かったネ...ホント。
会場のスタッフ、選手のみんなが手を貸してくれる。
SJ2001のダメージは決して小さいものでは無かったが、モーターやコントローラーと言った、EVとしてのコアなパーツは問題無い様であった。
徳増氏は「頭がカーッとなって、何も見えなくなってしまった」と語る。
慣れないEV、レースという特殊なシュチュエーション、四駆の『初心者』である彼には少々荷が重かったか?