この冒険の意義


日本も批准した地球温暖化防止条約に代表される環境問題や、化石燃料の枯渇が迫るエネルギーシフトの問題など、21世紀に生きる我々には、循環型社会へ適合したライフスタイルを構築することが急務となっています。

もちろん、現代社会が強く依存する自動車(モータリゼーション)も、この全地球規模の大きな変革の流れの「外」に留まることはできません。

「4WD」「自然エネルギー」「電気自動車」をテーマに活動する私達は、EVに風力発電とソーラーパネルからの電力を供給することにより、まず、移動の為の排出物を全く出さない方法に拠る「モータリゼーション」の可能性を検証します。

次に、走破性能に優れた四輪駆動車である利点を生かして、「道路」という環境負荷の大きなインフラ整備すら必要としない、「地球の姿に合わせた」自動車の使い方を体現することに努めます。

市井の4WD愛好者団体に過ぎない私達には、豊富な資金力も政治的な影響力もありませんが、「額に汗して身体で表現する」力と情熱はあります。

タイヤを使用した「移動体」で走るには「究極の大地」と言える南極大陸を走破することで、次世代自動車技術の核となる「モーター駆動」の潜在能力の高さを証明できれば幸いです。


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