過去の活動

2003年06月07日(土)
第1回 EV(ARK-1)作成教室


マシン名も「ARK-1」と決定し、いよいよアタック車両の製作に取り掛かった。
今回、EVに直接関与する様な作業は行わないが、シンプルながらもマシンの方向性を決定する重要な作業だ。


これが今回の作業を終えた車体、ARK-1。
別段どうって事の無い車体に見えるが...何かが違う。
ジムニーマニアの方なら、何らかの違和感を覚えるかもしれない。


ここからが作業開始。
まずは、バッテリー、風車コントローラ、モーターコントローラの配置を決定する。
この計算を間違えると、後で取り返しのつかない事になるので、実寸大の紙箱を使用して検討。
これからの紙箱は、化粧箱職人鈴木一史の、徹夜仕事。(笑)



レイアウトを決定したので、車体フレームの加工に入る。

削る。
切断する。
結合する。

普段からジムニーをこねくりまわしている彼らは、実に手際が良い。


削り取った不要パーツと、美しく磨かれた(笑)トランスミッション。
フレーム部分の不要パーツを排除する事により、ただでさえ、ボディーを持たないARK-1が、更に軽量化される。
トランスミッションレスでもEVの製作は可能だが、検討の結果、トランスミッションやクラッチ機構を残す事にした。


フレーム長をレイアウト上問題の無い、ギリギリまで切り詰める。
スタック回避、軽量化の為、フレームを短くし、悪路走破性を極限まで高める為だ。
SJ2001と違い、一般路での走行を考慮しない完全な極地専用マシンだからこそ、可能な改造と言える。



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