過去の活動

2003年07月09日(水)
第2回 EV(ARK-1)作成教室


7月9日(水)、四駆関係の催事等も有って、ほぼ1ヶ月進んでいなかったARK-1の作成を再開する。

この日の活動の目的は、次回の正式な活動日に「集まったけど、すること無い」とならない様に、当面の作業対象となるバッテリーケースのレイアウトを決定し、必要部材などを購入して次回作業日に備えることである。
よって、活動の開始も、仕事が終わってからの夜9時。
参加者も、地元組に京都からの3人で、計6人だけ。

まず、ひとしきり絵などを書いて概略を検討した上で、ボール紙で確認の為の模型を作成する。
風車と太陽電池のコントローラーを縦に置くか横に置くかでかなり悩むが、とりあえず、ケース本体が単純な形になるように、長手方向に並行に置くとして作業を進める。
で、模型が完成してみると、現物はかなりデカイ。
やはり数字だけではイメージし切れない部分は、模型を作って検討することが重要だと再確認した。
極地対応装備として、加温と断熱の構造を備えるバッテリーケースだが、内部は144Vのレイアウトにも対応可能な設計としているのがミソだ。

現在の最大の懸案事項は、加温装置として何を使うか?という問題だ。
技術スタッフの中里さん・中野さんから、ペルチェやシートヒーター、電熱毛布、等の実験器具やデータを頂いて検討中だが、何せ予算の問題も大きく、悩みは日本海溝よりも深い。

結局、なんやかんややってたら、終わったのが深夜1時過ぎ。
植野・森嶋・鈴木の京都組が帰宅したのは翌朝だった。


大判のボール紙を3枚繋ぎ合わせてバッテリーケースの模型を制作。
中に、前回用意したバッテリーとコントローラーの模型(これもボール紙製)を入れてみる。
この隙間の分だけ断熱材が入ることになる。


仮溶接のまま置いてあるフレームの上に載せてみる。
現在は、位置決めの為のアングル材が溶接されたままなので、正規の位置には合わせられないが、トランスファーのマウントスペース等にも、ほぼ問題は無さそうな雰囲気だ。



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