過去の活動

2004年07月22日(木)
第16回 EV(ARK-1)作成教室


「7月中の車検取得」に向けて、いよいよ時間が無くなって来た間宮アタック号作成チーム。
この日は夕方、改造申請の書類一式を姫路の軽自動車協会に提出しに行って来た。

...というのも。
ZEVEXでは、「海外活動」のコーナーで紹介している様に、間宮海峡アタックへ向けての最終調査を兼ねて、8月7日からロシア・サハリンへ自分達のマシンを持ち込んでツーリングを行う予定になっていて、この日までに書類を提出しておかなければ、車検取得がお盆過ぎになってしまうからだった。

1号機「SJ2001」の車検時に提出した資料をベースに、事前に相談を重ねて指摘を受けた個所については充分な検討を加えデータも揃え、万全の体制で書類を提出した。
帰路には、唯一気になっていた荷台高さの調整の為、オフロードサービス・タニグチさんで打ち合わせを済ませた足で上坂ピットへ向かい、仕事が終わってから合流した森嶋・植野・織部のメンバーも加えて、最後の調整を行った。

深夜になる頃には、灯火類やホーンのチェック等も済ませ、「いつでも車検OK」の体制にすることができた。


バッテリーケースの上面を「荷台」として貨物車申請する為、車体の「あおり」よりはっきりと天板が低いとわかる様に、天板の位置を下げる方法を検討する。


天板を下げる...と言っても方法は簡単。
バッテリーケースの側面を切るだけだ。


作業の途中でボルトをバッテリーの間に落としてしまった。
高電圧部分なので、織部君持参のマグネットで慎重にひっぱり上げる。


"おがくず"が結構凄いので、ダンボールで扇ぎながらの作業となる。
仕上げはエアーガンで吹き飛ばす。


完成の図。
これで明らかに車体の「あおり」高さより荷台面が低くなった。
1号機での経験がこんな所でも生きる。


最後に残った大仕事が車軸重量の測定。
電子式の重量計を借りて来て、水平面を見つけてマシンを移し、軸重を計測する。
軸だけでなくて、各タイヤの重量パーセンテージまでも瞬時で出る優れ物だ。



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