過去の活動

2004年07月25日(日)
第17回 EV(ARK-1)作成教室


車検の日程が決まった。
7月中という予定から僅かに足を出した8月6日だ。
ARK-1作製チームは、他地区のZEVEX会員と共に、この7日からサハリンツーリングへ出発するので、お盆までの車検取得を必須とするなら、この日が最初で最後のチャンスとなる。

そこで、岡山のメンバー丸山君が25日なら参加可能だと言うので、ジムニーでのクロカン性能には目が肥えている氏に試乗をしてもらうことを主な目的に、車検前の、最後の最後の整備確認を行うことにした。
作業の内容は、主に配線関係の絶縁テープの貼り直しや、動きの渋い部分への給脂等。
後半は民地の中にコンクリートブロックを置いて、簡単なオブスタクルセクションをしつらえて丸山君に試乗して頂いた。
アイドリングが無く、ゼロ回転から強大なトルクが立ち上がるEV四駆の乗り心地は、それでいてATのダルな感覚とは格段のダイレクト感を持ち、まさにセンチ単位での車輪位置の調整が可能な事に、丸山君も非常に驚いていた様子だった。

1号機の「SJ2001」号は、240V仕様だとこの倍のトルクが有るんだよ...と伝えると、「信じられん!」という表情を見せていた。
クロカンに造詣の深いオフローダー程、EV四駆のクロカン性能の高さを瞬時に理解できるのだ。


ガソリンレースマシンの「キルスイッチ」に当たるコンタクター。
何か有ればこいつをガツンと叩き込めば、これ以降の電流は遮断される。
この裏側端子の絶縁テープも大き目の物に貼り直した。


バッテリーケース内の端子絶縁も、一部クチャクチャな物はもう一度貼り直して万全を期す。


バッテリーを押さえている金属製バーを、更にバッテリーに密着させる為に間にゴムシートを挟み込ませた。
これで少々押してもビクともしなくなった。


「磨き屋丸さん」の本領発揮で、隙が有ると細かい部分の汚れを磨き出す。
SJ30の左フェンダー部分は、ガソリンエンジン時代の名残でオイル汚れが取り切れて無いのだ。


試乗を済ませてご満悦の丸さん。
岡山の本格派オフローダー集団「華激団」の現会長だ。



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