過去の活動

2004年12月26日(日)
第32回 EV(ARK-1)作成教室


世間はクリスマスに浮かれているらしいが、我々にそんな余興を気にしている余裕は無い。
船積みとその前の「東京オートサロン2005」が迫っている。

幼稚園から小学校・中・高校と、全てカトリックのミッションスクールで学んだのだが、キリストさんはZEVEXの会員では無いので、誕生日をお祝いする義理は無いってもんだ。

この日はソリの滑走面の手入れと、間宮海峡アタック号(ARK-1)の荷台への荷物の収まり具合を実際に物を置いてみて検討する。
通関の絡みも有るので、結構抜かり無くする必要性が有って時間を喰った。
前日に上坂さんが海峡横断後の100kmの帰路に使用する2機の発電機のマフラーを鉄パイプを工作して設置しておいて下さったので、発電機の試運転も行って、懸案だった断熱材がマフラーの熱に耐えられるか?どうかの確認もした。
結果は全く問題無し。

一歩一歩だが問題点が解決されて行く。


風車とソーラーパネルで充電するシステムでは、曇って風の無い日は動けない。
が、動けないと命に関わる状況も有る。
その為の最後の命綱として、発電機を使用しての移動可能性は用意して行く。
場合によっては無理はするかもしれないが無茶はしない。


上坂さん作の発電機用スペシャルマフラー。
パイプが二重になっていてスタイロボードに熱が直接伝わらないように細工されている。
上坂ガレージは、既に日本でも有数な「EVファクトリー」に育っている。


そりのベースはスキーの板に穴を開けて土台の鉄板を取り付けたので、滑走面にボルトがむき出しになっている。
このままでは滑走抵抗が増えることは間違い無いし、水分が板に滲みこむのも怖い。
という訳で、久々にリペアキャンドルを使用して滑走面のお手入れ。
若かりし頃、ムキになってスキーに通っていた歴史がこんな所で役に立った。


エポキシとリペアキャンドルが完全硬化するのを待つ間に、タニグチさんのPITに移動してARK-1の荷室に何と何が積めるのかを検討する。


リペアキャンドルが完全硬化したところで、やすりをかけて滑走面に平坦を出す。
平坦が出たところでベースワックスを塗ってこの日は終了。
何か懐かしい作業だった。



TOP