過去の活動

2004年12月31日(金)
第34回 EV(ARK-1)作成教室


2004年も今日で終わり。
いわゆる大晦日ってやつだが、もちろんZEVEXにはそんなことは関係無い。
残りの日数が少ないだけに作業の可・不可がほぼ見えるのだ。

あと半日遅れが出ればそりのシステムは諦めて、命綱無しのアタックを決断するしか選択肢が無くなる。
ぎりぎりアベに載っているラリーマシンのような状態だ。

更に厄介なことにこの日は雪...京都から高速に乗った途端に中国道が通行止めとなり、阪神高速へ迂回するも、事故渋滞に巻き込まれたり播但道も通行止めだったりして、結局ピットに着いたのは昼過ぎだった。
京都〜姫路に高速を使って4時間もかかってしまった。

この日は人数が少なかったので、土台そりとBOXがジョイント可能にカスタムされたそりをタニグチさんのファクトリーから上坂亭へ搬入したり、タニグチさんのPITへ移動して荷台へ収納する荷物のやり繰りで終わってしまった。
2輪駆動の軽バンで行ったので、道路が凍結する前に帰途に着く必要が有ったからだ。

結局5時間くらいしか作業が出来なかった。
流石に元旦からの作業はマズイので、次回作業は翌々日の正月2日。
2日の作業の進捗具合で場合によってはそりのシステムを捨てる覚悟をする予定だ。
せっかくここまで造って残念だが、冒険はリアリティーの世界。
例え1センチでも足らない物は無いのと同じ。
一切の「甘え」は通じない。
有るのは「現実」だけだ。


谷口社長渾身の作のそり本体。
スペアタイヤブラケットが付いて、上の箱とジョイントする金具も追加されている。


写真中央部分に見えるDリングにトゥーバーの端が通ってEV本体と連結される。
トゥーバーの角度も良い角度だろう。


そりのBOXには換気と配線を外に引き出す時に使う窓が2個開けられる。
窓の内側に貼り付ける断熱用スタイロボードを切り出す上坂氏。


そりと電気自動車を連結するトゥーバー。
実は1号機「SJ2001」号から借りて来た。
少しでも作業時間を節約したいのだ。



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