過去の活動

2005年01月08日(土)
丸松建設さんで「天然エネルギー」を充電


残された時間がほとんど無い中、連休のこの日は関東からのメンバーも集まって、滋賀県・彦根市の松野さんの会社(丸松建設さん)の事務所にリチウムイオン電池を持ち込み、天然エネルギーの電気を充電させて頂いた。
と言うのは、松野さんの会社は風力発電のゼファーさんの代理店もされていて、デモ用のZ-500XPとソーラーパネルで作った電気だけを取り出せるコンセントが事務所に設置されているのだ。

前日にバッテリーがダメージを受けない程度に放電させてあるので、原子力やら火力やらの、天下り役人には優しいが地球には優しくない電気はほとんど混ざらない、純度の高い「自然の恵み」の電力が充電できたはずだ。

この日はちゃんとした制御機器を持ち込めなかったので、最後の1割くらいの充電は、海峡横断の街ポギビで風車とソーラーパネルで行うことになる。
これで、間宮海峡のほとんどは丸松建設さんの電気で渡ることになる。
そう言えば「クレフィール湖東」で行われたEVレースに参加した時もここで電気を充電させて頂いた。
思えばもう5年以上昔の話になるのだ。


コギングによる抵抗を無くして、風車を風に乗せ易くする為6秒に1回僅かだが自力回転するのが特徴のZ-500XP。


丸松建設さんの風車&ソーラーパネルのユニットは事務所の屋上、かなり良い高さに上がっている。
この日は風が有って結構廻っていた。


これがゼファーさんのシステムの「肝」になるコントローラー。
金を惜しんで並行物でAIR403だけを購入すると、過充電でバッテリーをボコボコ殺してランニングコストがこのコントローラー代の何倍も掛かることになる。
そんな人をかなりの人数知っている。
「必要な物には金を出す」それが自然エネルギーとの正しい付き合い方だ、と私の経験からはそう感じる。


事務所の壁に有るコンセントには「自然エネルギー」で発電された電気であることが表示されている。


データロガーは持ち込めなかったが、セル毎の電圧だけはちゃんと監視した。
セル毎の電圧を読みながら、バランサーでセル毎の充放電制御をする鈴木。
テスト時のデータと照合しながら慎重に作業を進める。



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