過去の活動
2005年06月19日(日)
ハイラックスをサハリン仕様にカスタム
現地エージェントから「残雪が多くて道が開通しない」と連絡があり、8月に一発勝負となったARK-1の回収ミッション。
ポギビ村への最後の150kmは現地ディベロッパーの作業道路を通行許可を貰って走らせてもらうのだが、この150kmの除雪作業が終了しないと我々としては打つ手がないわけだ。
もっともサハリンへ向けての準備作業は山のようにあるので、この日も橇や細かいパーツを積んで日本へ戻ることになるハイラックスのカスタム作業を行なった。
主な作業はシュノーケルの取り付け。
ガソリン車なのでディーゼルのような耐水効果は望めないが、デスビにもハイテンションコードにも防水作業を施して主に渡河に耐え得る程度の水準を目指す。
ラジエターファンも電動化を考えたが、直接駆動の安定性も捨て難いのでシュラウドを加工して水しぶきが下に抜けるようにした。
シュノーケルは半島マレーシアでもボルネオでもシュノーケルに引っかかった木の枝でフロントガラスを粉砕している4WDを何度も見てきたので、柔軟性のある素材で敢えて緩く取り付ける。
取り回しがやり難いので、ボンネットに穴を明けてデタッチャブル構造とした。
このへんはカスタムをお願いしている「WELD TRADING INC」の奥村君(ZEVEX会員)は、元4X4SHOPの店長だけあり、自分もハイラックスに乗っていただけあって細かい部分の段取りが良いので助かる。
最後に補助灯を取り付けてほぼカスタムは終了した。
後はサハリンに行くまでに3000km程度の試走をこなして調子を確認するだけだ。

無理をお願いして日曜日なのに作業をさせてもらった「ウェルドトレーディングインク」のPIT。
滋賀県の草津市と栗東市のほぼ中間にある。


左:加工したファンシュラウドの調子を見る。
水は下へ抜けるので、放熱性能が問題なければOKだ。
右:シュノーケルの取り回しについて相談する奥村社長(奥)と鈴木(手前)。
元オーナーだけあって、ハイラックスにはより詳しいので助かる。
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