過去の活動


2006年01月29日(日)
アタックチーム・ミーティング


「厳冬期・間宮海峡横断チャレンジ」という大きな挑戦を実行した2005年が終わって、悲願である南極点アタックに向けての長期的戦略を話し合う為の「強化チーム」のミーティングを行った。
全国に仲間が散らばっているのがZEVEXのいい所でも不便な所でもあるわけだが、今回も西は岡山から東は千葉まで参加メンバーが分散したので、中間地点の名古屋にある輿石隊員のお店「居酒屋ひな」の座敷をお借りすることにした。
...で、せっかく居酒屋を舞台にするなら呑みたい!!という話は当然出て、「じゃあ土曜の夜は新年会にしよう」...ということになり、ミーティングは翌朝酒が抜けた朝10時から開始することにした。
夜は座敷でシュラフにくるまって皆で雑魚寝で済ますところなど、やはりちょっと他の集団とは違うかもしれない。
新年会の話題の中心は、05年夏に行った「サハリン・チャレンジ」のこと。
日本国内では考えられない往復440kmの廃道走行というオフローダー垂涎の内容に「今年は俺も行く」...というメンバーが乱立した。

明けて9日のミーティングはZEVEX一般会員から「強化チーム」に新しく正式入隊することになった上山隊員の決意を聞いたり、3号機製作の段取りを話し合ったりしつつ順調に進んだ。
サハリンでのオフローディング、そして南極点へのアタックと、「夢」のような話が極めて現実的に話されているのを聞いて、古参のメンバーからは「5年前とは隔世の感が有りますね」...と私と同じ感想を漏らすメンバーも居た。
実にそうなのだ。
5年前には「夢のまた夢」物語でしかなかったことを、今は大真面目に話をしているのだ。
そこには「着実に前進している」という実感があった。


"冒険の夢をつかんだお父さんオフローダー"こと輿石隊員のお店「居酒屋ひな」。
手羽先は絶品だ。
ちなみに近くに女子大有り(深い意味は無い)。


ターバンがマイブームらしい大津隊員(右)と「サハリンをロクマルで走りたい」とのたまう織邊隊員(左)(左写真)。
「明日の朝は上の女子大入試らしいですよ」「朝起こしてね」...という会話中の竹本(左)と中野(右)の両隊員(右写真)。


日曜日のミーティング。
ちゃんとレジュメも用意して真面目にやる時は真面目にやる。


間宮海峡のマイナス35度で得たデータを反映した3号機の作成を決定する。
厳選された仲間だけあって、メンバーの南極点へ向けてのモチベーションは高い。


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