過去の活動


2006年04月02日(日)
南極点アタック号(ARK-2)製作開始

実際に南極大陸を走ることになる(だろう)4WD-EV3号機の製作活動がいよいよ始まった。
間宮海峡で得た「ARK-1」からの貴重なデータを反映して、厳冬期のサハリン間宮海峡よりも更に寒い、マイナス50度の南極大陸中央部でも運用可能な対策を施した設計が施される予定だ。

今回のベース車両はスズキジムニーJB33。
厳密には現行型ではないが、モデルとしては同じモデルだ。
カスタムの現場となるのは神奈川県にあるメンバー所有のPIT。
川崎・姫路に続くZEVEXの第3PITとなる。

カスタム作業の第1回となったこの日はとりあえずは掃除。
そのままの勢いで外せるパーツから取り外しにかかる。
元がFIAレギュレーションを満たしたラリー車両なので、無駄なパーツが付いていないだけ取り外し作業は楽だ。
ちょっと苦労したのはガッチリ造り込まれたロールケージを取り外すのにダッシュまで外す必要があったことくらいか?
突然の雷雨に予定をややオーバーして、関西勢は急いで帰途に着く。
それでも京都の森嶋と私(鈴木)が帰宅したのは深夜3時だった。


これがベース車両となる大津氏の元競技車両。
国内競技でダメージを受けて以来休眠状態にあったマシンを復活させるのだ。


「どこから壊すか...否、外すか?」...と考える輿石隊員。


ロールケージがバルクヘッドのすぐ後ろ側を通っていたので、ダッシュを外して抜く必要があった。


「エイ!ヤー!」とネジを壊す...否、緩める輿石隊員。


今回のPITは2柱リフトもあるZEVEXには身分不相応な高水準な作業環境だ。
「毘沙門」の文字が泣かせる。


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