過去の活動


2006年09月30日(土)
プラグイン・ハイブリッド電気自動車(PHEV)連続長距離走行テスト その1

ピュアEVで戦う「日本EVフェスティバル2006」は、11月03日(文化の日)だ。

谷田部時代から参加している我々はもちろん今年も参加する。
参加する...というより実行委員の端っくれに名前が載っている。(笑)

参加するのは良いのだけれども、問題は、とにかく我々ZEVEXは貧乏なことだ。
金が出ないなら知恵を出すしかないので、ローダー代節約の為に、PHEV仕様にして、川崎PIT〜筑波サーキット間を自走することにした。
6月の「エコライフ・フェア」に参加した時は、代々木公園までは楽勝で走ったので、休み休み行けば筑波サーキットまででも行けるハズだ。

川崎のPITから筑波サーキットまでの距離は約120km。
何時間かかるかわからないので、この日は実際に走って時間を計測することにした。

午後2時、満充電で川崎のPITを出発。
246ではなくて、アベレージ速度の低い世田谷通りで環七を目指す。
環七を左に曲がって、4号線に出たら北上を開始、利根川を渡って右折すれば筑波サーキットだ。

ところが4号線が大渋滞。
バッテリーには優しいがそれ以上に進まない。
仕方が無いので夕食を一緒に食べようと約束していた古河市のZEVEXメンバー宅でこの日は折り返すことにした。
午後7時、友人宅に到着。
コンセントを借りて充電を始める。
充電している間に夕食を食べに行く。
メシを喰ってお喋りして、なんやかんやで約3時間。
バッテリーは80%まで回復している。

帰路は道は空いていたが、大型トラックがボンボン飛ばすのでおっかない。
が、ピュアEVほどバッテリーを気にしてケチケチ走行をする必要が無いこともPHEVの利点のひとつだ。
環七に戻っても、走る間はちゃんとトラックに遅れずに走って、時々休憩してバッテリーを充電する...の繰り返し。
ピュアEVより格段に安全だ。
こういうポイントはPHEVを机の上で考えていてもわからない。
想像力豊かな人なら「ピュアEVより安全だろうなあ〜」とは気が付くだろうが、それが「どれ程か?」は体験した人にしかわからない。
これが、我々ZEVEXが言う「現場」で「額に汗して」「骨身に染みた言葉を吐く」ってことだ。

この日の総走行距離は160km。
最後は休み休みだったが、筑波まで行ける目処は立った。


世田谷通りを東進する「SJ2001」号PHEV。
この時はまだピュアEV走行だ。


環七で白バイに「これなんですか?」と話しかけられる。
「かぼちゃの馬車」にでも見えるんかい!?


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