2006年09月27日(水)
「強化チーム」南極アタックへ向けての人材育成プログラム「座学:その2」
南極アタックに必要な「人」「物」「金」の準備を進める我らが4x4電気自動車冒険チーム「ZEVEX」。
この日は先日三軒茶屋で行われた座学と同じ内容の座学を関西で開催した。
「南極アタック強化チーム」のメンバーは住所が広範囲に渡っているので、高い交通費と時間を使って一箇所に集まるよりも、座学のような場所を選ばないプログラムならば、講師を努める私(鈴木)がメンバーの住まいの近くに移動して数名ずつの単位で行った方が無駄が無くて良いからだ。
そんな訳でこの日集まったのは織邊と藤田の2名の隊員、強化チームではない一般会員からも1名の参加希望者がいたのだが直前に仕事でキャンセルになった。
「人」の育成には実に時間がかかる。冒険には「知識」だけではなく「体力」やチームで行う冒険特有の「バランス力」なんてものも必要だからだ。「座学」とはいっても、集まって同じ知識を習得するプロセスの中で、チームメンバーとしての「バランス力」も造り出される。
三軒茶屋の時は人数も多かったのでちゃんとした場所を借りたが、今回はファミレスが教室だ。
問題は「中味」だから体裁なんてどうでも良い。
仕事の休みが不規則で、なかなか活動に参加する機会の無い藤田隊員には貴重な参加機会になった。
そんな意味でもこの座学の意義は大きい。
講義の途中、電動ウインチユーザーの織邊氏と電動ウインチ使用時のバッテリーマネージメントの話が盛り上がり、時間をかなり延長してしまった。