過去の活動


2006年03月05日(日)
ZEVEX、南極へ向けての体力トレーニング(そりの牽引)

四輪駆動EVによる「南極点ゼロエミッション到達計画」を進めている我らがZEVEX。
準備しなければならない「人」「物」「金」の内、一番重要なのはやはり「人」だ。
「人」の育成には時間がかかる、「学問に王道無し」と言われるように全てはトレーニングで身に付けるしかない。

「人」の育成と言えば「知」「徳」「体」。

「知識」は定期的な座学を実行して鍛えているのは、別ページの活動記録にある通り。
「徳育」に関しては冒険の場合はチームワークが保てて楽しく活動できればそれで合格だから育成の射程は狭い。
普段から同じメンバーでトレーニングをしていれば自然に解決する。

この日行ったのは「体育」。
体力トレーニングというか「確認作業」だ。
もちろん各自が日頃から体力トレーニングを行ってはいるが、南極で想定されている、60kgの荷物を載せたそりを引いて25km/日のペースで歩く...ことが実際に問題無くできるかどうか?を確認した。

既に3月に入っていたので、目星を付けていた場所に雪は無く、急遽岐阜県内の某林道で行うことになった。
平坦路から登り下りが激しいルートになったので、重りを25kgに減らして実行する。
途中昼食で1時間程の休憩を取ったが、午前と午後で全員目標の25kmは問題無く歩けることを確認できた。
各自心拍数を計りながら行ったが、全員有酸素運動の領域で納まっていたので、連日の行動でも耐えられるだろうと思われる。

できればこれを1週間くらい合宿でやりたいところだが、サラリーマン冒険チームの悲しい部分でなかなかそうも行かない。
いずれ年末年始の休暇を利用して行うとしよう。


途中、平坦な脇道を発見してそこに入ってみるが、数100mで雪が無くなっていた。


歩き方3態。
ストック無し、片ストック、両手ストック。
各自交代してやってみるが、やはり両手ストックが良い。


5〜7%程度の登りがダラダラと続く。


昼飯は大津隊員特性のトムヤンクンだった。
本来はアルファ米等にするべきなのだろうが、皆遠くから集まって来たので昼食くらいはちょっとこってみることにした。


路面はガチガチの氷だった。
ドライバーを叩き込んで深さを測る織邊隊員。


そりに載せたウエイト1例。
これは勝股隊員の重り。
4WDオフローダーらしく、チルホールX-13にワイヤー、更に補水用の飲料水も積む。


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