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2007年02月22日(木)
燃費25km/L、100km走行10時間以内に挑戦

電気自動車は不便だ。
そんなことは我々ZEVEXのメンバーはよく知っている。
その電気自動車を風車とソーラーパネルで造った電気だけで走らせて、ゼロエミッションの自動車を目指そうとかすると、その不便さは恐ろしい程になることも知っている。(骨身に染みて)

それと比べればプラグインハイブリッド(PHEV)はとっても便利だ。
内燃機関自動車と比べれば、ほんの少しだけ思い通りにならない部分が残ってはいるが、普段の生活はこれで事足りる水準と言える。
それでいて、実走行燃費は57.8km/Lだから 、☆マークを10個付けて欲しいくらいのエコ性能を発揮する。

来年から「京都議定書」の約束期間が始まるが、本当に条約を守る気が有るなら「今すぐ何かやれよ!!」と言いたい。
そうじゃないと間に合わない。
もちろん「言うだけ」ってのは性に合わないので自分達でも実行する。
我々ZEVEXが掲げる「今すぐできる温暖化対策」がこのPHEVだ。

敢えて念を押しておくが、ゼロエミッションも続ける。
「今すぐできること」をやりながら、並行して「理想」を目指す。
何年か後に「理想の自動車」が現実になった時、「地球環境はもう手遅れでした」ではちょっと切ないので、そうならないことを願って「態度で示したり」するわけだ。


以前の電圧計は低い領域を表示しないタイプだったので、PHEV仕様で使い易い0Vから表示が有るタイプに付け替えた。


この日はZEVEXに新規仮入隊して「仲間」になったTさんに体験試乗して頂いた。
概ね好評だった。


充電器が全開でも10Aしか流せないのがボトルネックになって、発電機の性能の何割かしか電気が取り出せない。
これでも目一杯調整してカスタム仕様にしてもらったのだが、これ以上やるなら一から造るしかないとのこと。
資金が有ればなあ〜。


この日は予定が遅れて、帰路の新幹線に間に合わない可能性が出て来たので、大津隊員のPITにマシンを一旦置いて、データ取りの続きは大津・斉藤の両強化チーム員に引き継いでもらうことになった。


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