関連活動

2003年某月某日
ダイハツ・コペンEV試乗


「ダイハツ工業(株)・E-HV開発部有志チーム」が作成したコペンベースのEVに試乗する機会を得た。
基本的には同社の市販EV「ハイゼットEV」からの流用で、永久磁石式交流同期モーターを搭載している。

最大の相違点は、バッテリーが鉛バッテリーから、トヨタのグループ企業のらしくパナソニックEVエナジー社製のニッケル水素バッテリーに変更されていたこと。
容積が同じということは、搭載可能な総電力量は倍近いのだろう、と想像される。

乗り心地は?というと、これはもう"爽快"の一言。
リニアなハンドリングと、オン・ザ・レールなコーナーリング中の安心感。
そして排気音も吸気音もしない不思議な静寂感。
同じオープンマシンであるSJ2001号に乗り慣れた我々ZEVEXの面々にとっても、非常に楽しい試乗であった。

別日程・別会場で試乗させて頂いたZEVEXのジャーナリスト仲間が「市販で行ける!」と、言っていた言葉にも納得できた。


試乗に臨むアイアン・バール鈴木。
少々タイトなコクピットも、マシンの雰囲気には合っている。
屋根無しなので窮屈感は無い。


モーターの位置は、元のエンジンの位置とほぼ同じ。
モーターの上にコントローラーが載る。
ミッション(5速MT)が残されているのが嬉しい。


パナソニックEVエナジー社製のニッケル水素電池。
サイズはE・HEV用の規格に合わせてあるハズなので、同社の鉛ー酸ともズボ代え可能だと思われる。
アンバー色の配線が電気自動車なのだと実感させる。



TOP