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2004年04月17日(土)
日本EVクラブ主催「チャレンジEVミゼットII」03シリーズ最終戦
日本EVクラブ主催「チャレンジEVミゼットII」04シリーズ第1戦・第2戦


スポーツランド山梨 > 筑波本コース、と「EVメルテック」チームの助っ人ドライバーとして参加して来た「EVミゼットIIレース」2003年シリーズ。
今回「筑波サーキット・コース1000」で行われた第5戦が最終戦となる。

最終戦は5周スプリントの一発勝負。
短距離ガチンコの戦いになると、ソレクトリアで回生が効いて電費が良いとか、80AHのオプティマイエローを積んでいるので航続距離が長い...などの特徴が全くアドバンテージとならず、小型のバッテリーで軽量化し、トルクで優る「直流直巻」を積んだマシンとの勝負は少々厳しい。
1ポイント差でダイハツチームを追いかけてのシリーズ2位ではあるが、2位を死守するのが一杯一杯だろう。

さて、その5周スプリント。
当然ドライバーはメルテックさん側から出るのだとばかり思っていたら、直前で「鈴木さんとこから誰か出して!」...ってことに。

そんなこんなで、「じゃあ唯一の"インターCライセンス"ホルダーにお願いするしかねえな」ってことに決まって、急遽大津さんにドライブをお願いすることにした。

僅か3周の練習走行でいきなりの本番となった訳だが、そこは流石"Cホルダー"。
ちゃんと無難にまとめて「シリーズ2位」の死守は成功した。

この日は続けて04シリーズの第1戦・第2戦も行われた。
第1戦は30分の耐久。
第2戦は1時間の耐久だ。
大人気無い程に「動員力」だけは有るZEVEXは、主催者の狙いを台無しにしない様に、「他チームからドライバーは借りない」という自主規制を敷いて臨んだものの、第1戦は余裕で勝利。
第2戦はドライバーのスカウトに邁進された「J'sTIPO」チームに最後の最後で逆転を許してしまったが、最終ドライバーだった私は自分にチェッカーが振られたものだと思い込んでいたので、「J'sTIPO」チームのドライバーに、ハザードで「もう1周行って誰が抜け!」と伝えるトンマさを披露してしまったりもした。

でもまあ、1位・2位の滑り出しなら04シリーズも順当と言えよう。

第3戦には、今回は免許を取っていないので見学だけだった、子勝ちゃんの妹"万貴ちゃん"が、免許を取って参戦する可能性も有るので、「EVメルテック」チームの動員力は更に増強されることになる。(笑)


ガソリンは使わないEVレース...とは言え、やはりピットは「火気厳禁」。
西村君の朝御飯の調理もパイロンより外側で。


開会式で挨拶をされる「日本EVクラブ」代表の舘内端氏。
この日の合言葉は「茂木のインディーに負けるな!」だった。


5周スプリントに臨む直前の大津志伸氏。今回唯一のインターCライセンス保持者だったことを理由に、事実上ドライバーを押し付けた。
が、そこはやはり本物の"Cホルダー"。
四駆業界では普通になっているタイから1万5000円で買って来る「なんちゃってインターC」とは一味違う。


5周スプリントのスタート風景。
交流ソレクトリアの我がチームは、低速トルクに優る「直流直巻」の他チームには、加速では全く歯が立たない。


04シリーズの緒戦を優勝で飾り、「EVメルテック」の藤井社長はポディウムの一番高い所へ。
このホノボノした表彰式の雰囲気が、現在のEVレースの性格を端的に物語っている。



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