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2004年06月17日(水)
EVミゼットIIバッテリー交換


「電費&スピード」のエコピタレース仕様に、ARK-1用のオプティマ925s12個に積み換えてセッティングを出していた「EVメルテック・ミゼットII」。
狙いはドンピシャ当たって第3戦も見事優勝し、昨年は惜しくも2位で逃したシリーズタイトルも見えて来た。

この日は、車検取得を急ぐARK-1にこのバッテリーを搭載する為、EVミゼットII本来の1400にバッテリーを戻す作業だ。
この日も夕方からの作業だったが、載せる時と違い穴あけ等の手間が掛からない分、作業はサクサク進み、ほぼ予定通りに「その日」の内に925から1400へ交換することができた。

...が、メカ好きの性で、イジッていると色々と細部が気になるもので、「ここをこうやったらもっとコーナーが早くなる」とか、「バッテリーの搭載位置はこうが正解だろう!?」とか悩みは尽きない。
もちろんそれがまたEVレースの楽しみでもあるのだが...

外された925は満充電の状態で姫路の「ARK-1」ピットへと運ばれる。
この所のZEVEXメンバーは暇な自動車屋より自動車を触っている時間が長い気がする。(笑)


降ろした925は、「東海道ゼロエミッションの旅」でも大活躍したハイゼットに積み込まれる。
どこに積めば納まりが良いか?等は既に完全に把握している。


作業途中でトラブル発生。
バッテリーコンテナごとジャッキで降ろしていた途中でコンテナがジャッキからずれてショートしてしまったのだ。
EVの作業で一番注意が必要なポイントだが、セオリー通りゴーグルに絶縁手袋も着用していたので作業員に怪我は無し。


これがショートで溶けたナット。
ガソリンも危険だが、やはり電気も怖い。


せっかく外したので、ターミナルには磨きを掛ける。
EVレースでは、僅かな接触抵抗の有無がコーナーでインを刺せるかどうかを分けるのだ。


一番後部に搭載されるバッテリーでも、マシンのほぼ中心にある。
当然マスは集中しているので運動性能は向上する。


ケージががっちりしているので、バッテリー本体はタイダウンベルトでケースに固定しただけ。
これでビクともしない。


メインのバッテリーゲージは運転席の真下に搭載される。
重心はかなり低いので、コーナリング性能は思った以上に良い。


モーター底面の冷却フィンの一部に「潰れ」を発見。
アーム類の動きを見るに、当たりそうな気配は無いので、前のワゴンR-EVに搭載していた時の傷だろうと推測された。


実は荷台が結構重い。
次のカスタムはこの荷台の軽量化か?


細かい部分をホワイトガソリンで軽く拭いてゼッケン等の糊の跡を消す。
レース参戦が多いので糊跡だらけだった。



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