関連活動


2005年10月16日(日)
「日本EVフェスティバル2005」へ向けて、EV-4WDの試走

舗装路を走る電気自動車は数々有れど、4WD電気自動車でのオフロード走行をきちんとした形で体現する活動をしているのは我々ZEVEX以外には居ない。
アメリカにローバー(シリーズII)の電気自動車があって、多少オフロードも走っているとの噂だが、ウインチも装着されていないことを考えれば、走破できるデコボコの水準はたかが知れている。
四輪駆動の電気自動車でマイナス35度の凍った海の上を走るだけでも大概キツイのに、わざわざ好き好んで、使う電気は風車とソーラーパネルだけで完全ゼロエミッション"轍も残さないオフローディング"を実現したのはほぼ間違いなく我々だけ、世界のオンリーワンだろう。
まあ「誰もやらない」からこそチャレンジするのが真のオフローダー精神で、"二番煎じ"じゃあ意味は無い。
バカボンパパ風に言えば「これで良いのだ」。

そんな地道な活動が漸く畑違いの人にも評価されるようになって来たのか、日本EVクラブ主催の「日本EVフェスティバル2005」で、EV-4WDによるデモンストレーションを行うことになった。
場所は何と筑波サーキットのメインストレートの上。
引き受ける限りはちゃんとしたことをやりたいので、この日はその為の試走を行った。

会場は彦根の丸松建設さんの駐車場。
トラックの荷台にラダーを掛けて、腹下のクリアランスがSJ2001号とほぼ同じ私の愛車SJ30が試走車両だ。
この日の参加者は、私と松野さん、JA11の保田君、そしてJ-TOP乗り(この日はイオ)の上山君ご一家だった。

午後いちから開始して、試走は順調に進む。
ラダーの手前に並べる人工障害物をタイヤで造ることにしたのだが、自重が足りず、外径800ミリに満たない7.00-16のMT2ではタイヤ障害を押してしまうのが残った課題と言えば課題だった。
が、まあこれは本番でもうちょっとちゃんと括れば何とかなりそうだ。

実際にやってみると、思った以上に見栄えがする。
私の愛車より少しだけ綺麗なSJ2001号なら、尚様になるだろう。
本番も上手く行くように頑張ろう。


リアのクリアランスはこんな感じだ。
SJ2001にはヒッチが付いているので、あれは外さないと引っ掛かりそうだ。


荷台越え自体はわけも無い。センターブレーキにもまだ余裕が有る。


タイヤを重ねた人工障害物を越えてみる。
結構アクスルの捩れが見えていい感じだ。
ちとトレンドじゃない演出だが...


タイヤをしっかり固定しないと、ジムニーのタイヤでは小さくて登れずに押してしまう。


TOP