関連活動


2005年11月03日(木)
日本EVクラブ主催「日本EVフェスティバル2005」

昨年は西組キャプテンとして被り物をして頑張った「日本EVフェスティバル」がまたやって来た。
今年も実行委員に名前は連ねているがメインとなるお役目はディスタンス・チャレンジのタイム計測員、そして4WD-EVのデモンストレーションとなる。
関西勢はSJ2001号と人工オブスタクルを運ぶ丸松建設さんのトラックに3名が乗り、森嶋君は夜行列車で来て横浜以降は大津氏と一緒に筑波を目指す。

午前中は13時半からの本番を見据えてテストを兼ねた試乗会。
試乗コース横には「東京オートサロン」で優秀賞を取った2号機のトロフィーや間宮海峡横断を紹介するパネル等も展示した。
舗装路しか走れない電気自動車ばかりの中で、大自然の中に溶け込む「くるま社会」を目指す我々ZEVEXは異彩を放っていた様子で、ピットの一番端っこだったにも関わらず見物人も多く午前中からなかなかの好反応だった。

...が、好事魔多しとはよく言ったもので、テレビ東京の人気ニュース番組「WBS・ワールドビジネスサテライト」の取材班が来たのに気を良くして、大濱キャスターを助手席に乗せて試乗を行っていた時に何とリアのプロペラシャフトを砕いてしまった。
その時間が10時半。

とにかくスペアパーツを手配して直さなければ試走までした努力が無駄になるので、考えられうるコネクションを利用しまくってペラシャの持ち主を探した。
結果ジムニー収集家で有名な石井さんにたどり着き、ありがたいことに筑波まで持って来て頂けることになった。
問題は「間に合うか?」だ。
石井さんがピットに到着したのが13時。
早速ペラシャを組み付け、1回だけ試走をしたところで前のプログラムが終了した。
トラックの荷台に荷物を積み、準備が整ったのが本番5分前。

キリキリと心臓が痛んだのはマイナス30度の間宮海峡アタック以来だった。


WBSの大濱キャスターを乗せて試乗する。
この直後トラックに登るラダーの途中でペラシャフのスパイダー受けが弾け跳んだ。


人工オブスタクルはタイヤを全切りで2個ジョイントした物。
そのままだと押してしまうのでラダーを取っ掛かりにする。


恒例のディスタンスチャレンジにも参加した。
今回はメルテック号に不調が発生して順位は下のほうだった。


ブッ千切れたスパイダーの受け。
ペラシャをネジ切ることはオフロードでもまま有るが、こんな壊れ方は初めてだ。


到着したペラシャを早速取り付ける。
この時点で本番20分前。


ペラシャを持って駆けつけて下さった石井さん。
感謝感謝だ。


筑波サーキットのメインストレート上に人工オブスタクルを作ってデモンストレーション。
本番のドライバーは丸松建設の松野さんだ。


ユルユルと、且つ力強く障害を越えて行くEVジムニーの姿に観客からどよめきが起こった。


今回のパフォーマンスを支えて下さったZEVEX会員の面々。
パフォーマンス賞を頂きました。
小さな力と情熱を集めて着実に実績を積み上げていると実感。


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