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2006年04月26日(水)
ERK(エレクトリック・レーシングカート)セッティング

ZEVEXは「21世紀のあるべき車社会を体現する」...がテーマなんだけれども、基本的には4WDオフローディングの「極限」を目指す「IRON・BAR・CUP」ファミリーから誕生した活動だ。
四駆人としての私(鈴木)の気持ちでは、アイアン・バールで鍛えて(これは"箱庭"オフロードコースでもできる)ZEVEXで本当のオフローディングを経験する...となって欲しいわけだが、スタッフに余力がなくて、プロジェクトを前へ進めるだけで手一杯で新人の育成まで手が廻らない。
そこで、4WDオフローディングからではなくて、電気自動車からZEVEXを目指すルートを用意した。
それがこのエレクトリック・レーシングカート(ERK)だ。

今シーズンから日本EVクラブが主催するシリーズ戦に参戦しつつ、ZEVEXの活動に参加を希望するメンバー(できれば若手)の吸い上げを図る。

この日はレースレギュレーションに合わせてマシンのセッティングを変更した。
マシンは私と強化チーム員子勝のふたりが個人的に買った中古マシンを、ZEVEXの活動に一部供与する...という形態を取る。
「情熱のファンド」ZEVEXだからこそ可能な運営手法だ。

四輪駆動電気自動車3号機を製作しているPIT横に別棟のスペースがあるのだが、そこをERKのガレージとしてお借りした。
シリーズ戦の舞台となる筑波にも比較的近く、ちょっとした作業なら3号機の製作と同時にできるのでこれ以上ない好立地なガレージと言える。


タイヤは5インチ。
車重が重いのでミッションカート用の6インチって手も有るかも?


バッテリーはオプティマイエローをメインに、場合によってはパナソニックのEVEC-1260も使う。


02(72V)で出ようかな?とも考えたが、当面ゼロワン(48V仕様)で行くことにした。
コントローラーもレギュに合った物に変更する。


カウルのお化粧直しなんかもしてみました。


レギュに「スロットルにはリターンスプリングを取り付けること」とあったので、ホームセンターでスプリングを買ってきて取り付けたが、PB-5に内臓のスプリングでOKな様子だった。


バッテリーを押さええるステーを製作中の大津隊員。
据え付けの工作機械が多いので人手が少ない時でも作業がはかどる。


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