過去のアタック

2003年12月29日(月) 2003年12月30日(火) 2003年12月31日(水)
2004年01月01日(木) 2004年01月02日(金) 2004年01月03日(土)〜2004年01月09日(金)


2003年12月29日(月)-2004年01月09日(金)
ZEVEXロシア 第2次調査


来年に控えた四輪駆動電気自動車による「厳冬期・間宮海峡横断」アタックに備えて、夏の第1次調査に引き続きアタックと同じ厳冬期、間宮海峡が凍っている時期に現地調査に赴くことにした。
色々な文献やインターネットを調べても、徒歩や自転車、スノーモービルで横断したという事実は幾つか発見できたが、自動車で凍った間宮海峡を渡った記録は無い。
自動車で渡った記録すら発見できないのだから、我々が目指すようなEV(電気自動車)、それも風力発電と太陽電池の電気で動く電気自動車で渡った記録など発見できるハズも無い。

誰もやったことが無い冒険だから面白いのだが、誰もやったことが無いことは大変だ。
海峡の氷の様子も分からないし、自動車が乗っても割れないのかも、自分で行って確かめる以外無い。
しかし、単に人間力の限界に挑戦するだけではなくて、それと同時に現代社会が直面した問題を解決する糸口を「額に汗して体現する」のがZEVEXの冒険スタイルだから、それは納得ずくの苦労と言える。

そんなことを考えながら、一足先にサハリンへ飛んだ小久保を追って、年末の喧騒の中を竹本・鈴木・勝股・斎藤・野口・森光の6名のアタック隊員と、同行したフリーライター木野氏の7名が函館空港を旅立った。


アレクサンドロフスク・サハリンスキー沖を進む「ZEVEXロシア」第2次調査隊。
この当たりの氷は平らで状況は良い。


TOP