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結局、白タクは確保できず、昨日確認した路線バスルートの中から、夕方に戻り便が在るダイヤを選び、北緯51度ラインを超えて「ムガチ」という寒村を訪ねる。 元は炭鉱街らしいが、街の疲弊は進んでいる。 旧ソ連時代のアパートメントが建つのみで、経済活動の気配が無い。 バス停横に売店が一軒在っただけだ。 ![]() ムガチ村のバス停に到着したバス。 なんとFR車。 ここでは、まず高台から海峡を俯瞰する。 北に目を遣ればビアフトゥの先の半島まで、南を見れば、昨日見た三つ子岩の岬が見える。 続いて氷結海上を探索。 昨日と比較して、開表面は多いものの乱氷は減少した。 北へ行く程氷は平坦になるという話に信憑性が感じられる。 ![]() たまにはこんなクラックもある。 仕事始めを抱えた本隊6名は、小久保隊長を残して夕方にはアレクサンドロフスク・サハリンスキーの街を後にし、ティモフスクに向かう。 元旦の「サハリン急行」が運休になる為、大晦日便でユジノに戻る為だ。 |