過去のアタック

概要・走行ルート 公式記録 2008年01月16日(水)

2008年01月16日(水)
PHEV日本列島縦断の旅
東京ちょっと前ステージ


07年11月の「EVフェスティバル」に参加する為に本来のルートだった国道4号線を外れ、筑波サーキットでゴールすることになった「北関東ステージ」。
その外れたコースを元に戻すべく「筑波サーキット」〜「都電・三ノ輪橋駅前」間で「東京ちょっと前ステージ」を行った。

2008年1月16日夜7時筑波サーキット前をスタートする。
今回のステージは、東京が近くなった点に配慮して、交通量の少ない夜間に実行することにした。
昼間でも寒いこの時期、夜は更に寒く、更に途中からは雪が降り出す悪天候にも見舞われてしまった。

バッテリーは温度が下がると活性が落ちて大電流を放電する能力が落ちてしまう為、この日のような寒い中を走るのは苦手だ。
もちろんバッテリーケースには断熱対策を施して来たが、冬のロシアを走った時に比べれば簡単過ぎるものだった。
そうなると、ピュアEV走行での動力性能は極端に落ちる。
バッテリーへのダメージを配慮すると、信号待ちからゆっくりと加速し、漸く法定速度より少し遅い程度の速度で巡航する走りをするのが精々になる。
ところが深夜の国道4号線は法定速度をかなり越えるスピードで走行する大型トラックが多く、法定速度で走っていてもバンバン追い抜かれる。
これは危ない...ということで、燃費記録も大事だが安全はもっと大事なので、早々にハイブリッド走行に切り替えることにした。

プラグインハイブリッド電気自動車の使い易いところは、電欠の緊急時でも(その時だけは排気ガスを出すものの)何とか走行できる、というだけではない。
バッテリーに余裕が有る時でも、発電機を稼動させることにより、容易にマシンの動力性能を向上させられるのだ。

今回のステージは、そんなPHEVの利点を思いがけなく実感するステージとなった。


筑波サーキット前をスタート、1月の夜7時なので周りは真っ暗だ。


深夜から降り出した雪は、都内では今年一番の量だった様子で、ディーラーに展示中の車両の窓も白くなるくらいだった。


早朝、都電「三ノ輪橋」駅前に無事到着。
いよいよ都内に入った。


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