過去のアタック

概要・走行ルート 公式記録 2007年07月29日(日) 2007年07月30日(月) 2007年07月31日(火)
2007年08月01日(水) 2007年08月02日(木) 2007年08月03日(金)


2007年07月29日(日)
PHEV日本列島縦断の旅
東北ステージ


5月の「北海道ステージ」からほぼ2ヵ月半。
いよいよ「東北ステージ」がスタートする。

今回の旅程は「青森港フェリー乗り場」〜「宮城県庁前」の約430km。
札幌で消耗したバッテリーの半分を交換してからは、ピュアEVで走れる距離が大幅に伸びているので、「北海道ステージ」では26km/Lに留まった燃費記録の向上が期待される。
スタート地点の「青森港フェリー乗り場」には東奥日報さんの記者がいらっしゃっていて、取材をして頂いた「環境の世紀」に相応しい冒険活動を、インターナショナルな水準で実行している冒険チームのわりには、PRが下手なのか、なかなか世間の注目を浴びないが(勢いスポンサーも見つからない)、出発前にシコシコと流したPRESSリリースに反応して頂けた様子で、運営側としては嬉しい取材になった。

「東北ステージ」のルート選択に当たっては、日本海側(7号線)を下るか太平洋側(4号線)を下るか?で悩んだが、プラグインハイブリッドをテーマとするのならば、青森県に来て六ヶ所村に立ち寄らない手は無いな...と感じたので、勢い4号線を使うルートに決まった。
プラグインハイブリッドは余っている深夜電力を有効活用することによって、現状、昼間の運行で自動車が消費している化石燃料を削減し、よって二酸化炭素の排出を減らし、京都議定書を護ることに即効的且つ絶大な効果を出せる点がポイントだ。
「深夜電力」というのは正直な話、ほぼ原発で発電した電気と考えて良い。
「原発」にまつわる様々な問題点は別途検討する必要が有るにしても、京都議定書の約束期間開始まで半年を切っている現実を考えれば、できることから始めるしかない。
本気で護る気が無いなら別だが...
そんな意味も込めて、今回のステージでは「電気は色々な方法で発電できる」ことを象徴的に示すルートを組んでみた。
「北海道ステージ」でも苫前ウインドファームのユーラースエナジーさんの事務所で充電させて頂いたが、今回の「東北ステージ」では、原子力発電を象徴する「六ヶ所村再処理工場のPRセンター」、バイオディーゼル発電、地熱発電を代表して「J-POWER鬼首地熱発電所」で充電させて頂くことにした。


経費節約の為、フェリーには「乗ったことにして」、「東北ステージ」のスタートは函館からのフェリーが到着する「青森港フェリー乗り場前」とした。


「青森港フェリー乗り場前」には、3名の方がブログを見て応援に来て下さった。
ありがたいことだ。
市民活動であるZEVEXにとって、草の根の応援は一番有り難い。


「東北ステージ」最初の充電ポイントは、強化チーム西村隊員の紹介で、青森市内の佐藤様宅でコンセントをお借りした。
これで第2充電場所の「夜越山オートキャンプ場」までの山越えも安心だ。


六ヶ所村原燃PRセンターで充電。
コンパニオンさんが館内を案内してくれる。


キャンプ場で軽く充電して、夜間ステージを実施して距離を稼ぐ。
途中予定していたルートが工事中の通行止めで、迂回路は山越えでかなりの距離があったので、この区間150m程はキャンセル区間とした。


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