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2005年07月25日(月)
ZEVEXロシア 第5次調査



ボーナスセールを抜け出して、通関の一瞬の為だけにサハリンまでやって来た谷口社長。
私(鈴木)がロシアの役所で作った正式な委任状を持っているので問題無いハズだが、ハズはハズでしかないのがサハリンなのだ。

[アタック日誌]

この日は、朝から3月の残務処理の時にコネクションを作っておいた修理工場へプラドを入庫。
私(鈴木)だけはすぐ工場を後にして現地エージェントのメンバーと一緒に、税関本庁へ行って電気自動車の通関に関して最終確認。

手続き的にはやはりレターが効いて問題点は無かったが、係官には「本当に回収して来るとは思わなかったよ」...と言われた。
ZEVEXをナメテもらっちゃあ困る。
母体は極限走破の四駆チーム「IRON・BAR」だ。
机の上でしか環境保護を謳わないエコ集団とは一味も二味も違うんだよ!!

結局プラドのリアデフはピニオンが一部破損していたらしく、ホーシングの底から欠片が出てきたそうだが、舗装路なら自走に問題無さそうなので清掃だけしてそのまま組んだらしい。
ちなみにブレーキディスクも1枚がNG。
ホンマ全員のマシンがボロボロだ。

全員で揃ったところで、砂だらけの髪の毛を洗う為ジャグジーに行く。
サッパリして谷口社長を空港へお出迎え。
谷口社長を待っているといつものTVクルーがやって来た。
「4WDの電気自動車はどこだ?」と聞くので、「コルサコフの保税倉庫だよ」と言うとインタビューだけして帰って行った。
予想以上の注目ブリにちょっとビックリする。



[アタック期間中に衛星電話で伝えられた速報]

2005/07/25 20:13JST
調査隊@ユジノサハリンスク

今日は通関実務があった。
そんな中、谷口社長が通関に立ち会うためにユジノサハリンスクに到着したので、皆で空港まお出迎えに参上した。
ところが昨夜の連絡の通り、現地旅行会社の社長が段取りを付けて下さっていたので、3月のあの面倒な手続きに比べると驚くほどあっけなく済んでしまった。
「根回し」が重要なのは、日本だけに限らず、世界中のどこへ行っても同じなのかもしれない。(笑)

空港に谷口社長を迎えに行ったとき地元のTV局の取材を受けた。
ユジノサハリンスクを出発するときに取材を受けたのとは別の局らしい。
また、通関がことのほかすんなりと済んだので、現地旅行会社のオフィスを訪問したら、ちょうどそのときモスクワのラジヲ局から電話での取材があった。
言葉の関係もあるので、先方との応答は旅行会社社長にやっていただき、更に通訳を中に入れてのことだったが、問われるままに今回の旅行中のエピソードや全走行距離などを答えた。

さて明日はアインス宗谷が稚内からコルサコフに到着する。
その帰国便は明後日になるのだが、それに先立ち、到着便の貨物を総て降ろしてからなら、回収してきた機材などを船積みさせてもらえることになった。
船会社にしてみれば、明後日の朝になって慌てたくないと云うことだろうけど、我々にしても慌てたくない気持ちは同じだし、そのような便宜をはかって下さったことに感謝している。  (O)


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