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2005年07月26日(火)
ZEVEXロシア 第5次調査



プラドの前に立っているのが、港の中まで私達を追いかけて来た女性TVレポーター。
カメラマン、ドライバー、そしてこのレポーターの3人チームだ。

[アタック日誌]

前日行われた通関本庁での電気自動車の通関に関する折衝が予想外にサクサクと進んだので、この日は思いがけなくゆっくりした1日になった。

夕方稚内から着く「アインス宗谷」の荷降ろし作業が終了次第、電気自動車の積み込み作業を開始できる許可を貰ったのだが、それ以外はすることが無い。
プラドもトラブルを抱えたままだが、舗装路を走るだけなら何とかなる。

そんな訳で、昼前から3時前まで自由市場等で土産の買出し。
谷口社長が合流して人数が増えたので、この日は市内をバスで移動した。

夕方3時半。
モニェロンを出発してコルサコフの保税倉庫へ向かう。
倉庫に到着するとちゃんとTVの取材チームが待っていた。
若干の手続きを済ませて港に移動。
ジープは自走は可能だがクラッチはダメダメなので、電気自動車はぺしゃんこのハイラックスに引かれてアインス宗谷へ乗り込む。
ベコベコで泥々の車列にアインス宗谷のクルーは唖然とした様子だったが、TV的には"オイシイ"絵柄だったのか、わざわざ許可を取って港の中までカメラが追いかけて来た。



[アタック期間中に衛星電話で伝えられた速報]

2005/07/26 20:06JST
調査隊@ユジノサハリンスク

今日は、午後になってコルサコフに到着したアインス宗谷にジープとハイラックスの2台と、回収した機材などを積み込むことができた。
その積み込みの様子を、またもや地元のTV局が取材に来ていた。
クラッチのトラブルはあるにしても外観にはなんの異常もないジープはともかく、ボコボコになったハイラックスの外観の見て、アインス宗谷の乗組員たちは、ずいぶん驚いていた(汗)
さもありなん。今までサハリンに送り込んだ車がこんなになって帰国することになったことなど、そうそう滅多にないだろう(笑)
そのハイラックスの姿はTV映像的にも、今回のオペレーションがハードだったなによりの証、と見えるらしくかなり念入りな取材で、いささか気恥ずかしい思いだ。
唯一のノートラブルだったプラドは、今日と明日の足に使うので、アインス宗谷に積み込むのは、一般の乗客と同じように明朝になる。

さて明朝の行動。アインス宗谷の出港は08:00(10:00JST)。
関東を直撃する台風が接近していると聞いている。予想コースは千島列島方面だし、いつものように北海道に来るまでには衰えてしまうだろうから、よもや欠航などと云うことはないだろうと、さほど心配はしていない。
ただ、谷口社長が共にアインス宗谷で稚内まで同行してくれる。
稚内への帰港は16:30JSTの予定。
谷口社長はその後飛行機を使うことになっているが、台風の余波で影響が出るかもしれない。それが少し心配だ。
我らは稚内の民宿に宿泊する。  (O)


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