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![]() 北海道応援部隊隊長プラさんのお世話で、トラックで稚内〜小樽間を運ばれるARK-1。 道の駅「はほろ」で休憩する3台...かなり怪しい。 [アタック日誌] 朝6時に起きて窓の外を見ると、既にプラさんのトラックが岸壁縁に止まっている。 覗きに行くが仮眠中だったので、部屋に戻って荷造りをして朝食を済ませる。 8時30分。 ARK-1の積み込みを開始。 宿代を支払ってトラック、ハイラ、ジープの隊列で移動を開始する。 ジープは稚内の三菱のディーラーに持ち込んでブレーキの清掃とクラッチの確認をしてもらったのだが、一般道を後1000kmや2000km走行する程度なら問題は無いだろう...との見解だったので、スペアパーツだけ購入して自走させることにした。 夕方小樽近郊へさしかかった所で、02年の厚田村でのテスト時に大変お世話になった、マッドカンパニーの丸山君と路上でスライドする。 翌日のトライアルに向かう途中らしい。 北海道はまだ4WDに活気が残っている。 心強いことだ。 18時30分小樽港着。 「眠いから家帰って寝る〜」と言い残してプラ隊長は戻って行った。 仲間達の少しずつの力添えでZEVEXの物語が前に進んで行く。 そんな力が過去に誰も成し得なかった4WD電気自動車の「冒険物語」を成立させているのだ。 新日本海フェリーの料金は「実測」と言われて、ARK-1をハイラからジープへ付け替えた。 全長を少しでも短くする為だ。 ストラップも荷物の底から1m物を出して来る。 それでも全長は8.5mになって、料金は95000円也!! リチウムの配線を組んで乗船時だけ自走すれば27000円が2台だから54000円。 41000円お得になるがハンドルを握る「人間」が居ない。 まあここまで来ての41000円は致し方無いだろう。 [アタック期間中に衛星電話で伝えられた速報] 2005/07/30 22:10 鈴木・輿石@小樽 今日がいよいよ北海道セクションの最終日。 朝起きてみると、すでに本庄さんが民宿の前で待機してくれていた。 食事を済ませ、いざ出発だ。 横転して壊してしまった車と、トラブルを抱えた車なので、地元の仲間が同行してくれるのが心強い思いだ。 その甲斐もあって、途中は何のトラブルもなく小樽に到着。 さあ、フェリーの乗船手続きだ。 イレギュラーな乗船と云うことで手間取るかと思っていたら、流石に船会社。 もっと複雑な形態での乗り込みもあるらしく、案外すんなりと終わってしまった。 さて運賃を支払ってみると、当然のことながらこれも順調にこなされていて、手持ち金が底を突き始めてきている。 出港は23:50。その後は明日20:30の舞鶴到着までのんびりできる。 (O) |