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2005年02月21日(月)
「EV-4WD間宮海峡ゼロエミッション横断」チャレンジ


[アタック日誌]

朝8時起床。
床にサーマレストを敷いてシュラフに潜って寝たが、スチームが効いている間は暑くて、朝方スチームが切れると寒い。
予定は1日遅れているが、まだ予備日は有るので、この日は計画通り出発に備えて電気自動車としてのシステム最終チェックを実施した。

コンテナ船での移動中はショート防止の為にあちこちに絶縁テープを巻いてあったが、午前中にそれらを全て剥がして外してあった配線を再接続する。

助手席のリチウムイオンバッテリー(ENAX製)にも、そり内部のオプティマにも、日本を出る段階でゼファー製の風車と太陽電池で作った天然物の電気を満充電にしてあったが、オプティマには若干の電圧降下が見られた。
輸送中の気温は低かったとはいえ、1ヶ月もすれば幾らかは自然放電するのは致し方無い。
その点リチュウムイオンは流石だ。
ふたつのモジュール共に丸松建設さんで充電した時のままの電圧を維持している。

14時。
遅い昼食を食べてバロージャ宅周辺で試走。
雪は降り続いていたが、この程度の路面の硬さなら問題は無い。
ただ、引き続き輿石隊員と徒歩で集落内の道の状況を確認しに行った時に、あちこちに時に腰まで埋まる吹き溜まりが、出来てしまっているのが心配だ。


ARK-1に牽引されたそりの中には8個のオプティマと発電機が搭載されている。
ビアフトゥ〜ポギビ間でゼロエミッション走行を目指すと死んじゃうので、この移動区間は発電機を使う。



[アタック期間中に衛星電話で伝えられた速報]

02/21(Mon)
先発隊@ビアフトゥ JST20:28 天候=雪 気温=-5℃

現在は小雪が舞っているくらいの天候だが、今日一日中雪が降る。
その中で、一日かけてARK-1の電動システムを組み上げ、エンジン式発電機の電力を用いて走行テストを実施。
150m程走り良好な手応えを得た。
タスク進展はきわめて順調。
明日はポギビに向けて出発したいが、この先は困難な道のりなので、天候が良くないようなら出発を見合わせなければならない。
ニュースとしては、コルサコフでの取材をうけたものが地元のTVで紹介された。
通訳の人に聞けば、ロシア全土に向けて放映される番組らしい。 (O)


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