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[アタック日誌] 朝7時に起床して外をチェック。 チェックするまでも無くゴーゴーと風の音が屋内でも聞こえるくらいの猛吹雪だ。 それでも一応システムの暖機など出発準備を整えるが、午前11時出発中止を決定。 その理由のひとつは、「テントはロシア側で2張用意する」との話だったのだが、用意されたテントはホームセンターでも売ってないだろう...という2本骨の夏用テントだったこと。 このブリザードではこんな骨など5分でボキボキの木っ端微塵だ。 エクスペディションのオーガナイズに慣れているとは思っていなかったが、まさかここまでとは思ってもいなかった。 まあ、サハリンではエクスペディション用のテントなんてそもそも売っていないんだ。 冬に屋外でテントで寝る...なんて所業は、ホリエモン流に言えば「想定外」。 人間のすることでは無いってことなのだ。 ![]() カラシニコフ(もちろん本物)を持つ谷口社長。 民生用なので安全レバーはロックとセミオートの2段。 フルオートは無い。 [アタック期間中に衛星電話で伝えられた速報] 02/22(Tue) 先発隊@ビアフトゥ JST20:03 天候=猛吹雪 気温=寒い あまりの寒さに、現在の気温をチェックする気にもなれなかったような気配です。 朝から嵐のような猛吹雪のため、ビアフトゥから動けないまま天候回復待ち。 先行きの行程は全く不明の状態。 あらかじめ、このようなことを想定した日程なので、今のところ心配はしてないが、吹雪よ早く止んでくれ〜っ!! この猛吹雪のおかげで、ビアフトゥ > ポギビまでの氷面がさらに激しく荒れてしまうだろうと思われる。 最大の難所はビアフトゥから40kmあたりまで。 ソコを乗り切るため伴走スノーモービルを当初の3台から、1台増やし、4台動員することにした。 (O) |