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[アタック日誌] この日の予定はビザが手元に届く時間が分からないと決められない。 結局ビザの発給は午後になって、ギリギリのタイムテーブルで動くことになる。 まず最優先は資金を入手すること。「みちのく銀行」は12時〜14時まで昼休みなので、銀行前のカフェでコーヒーを飲んで開くのを待つ。 14時。 午前中に書類等は作っておいたので、ビザを見せてお金を受け取る。 「みちのく銀行」のスタッフにもすっかり覚えられてしまった。 15時。 冒険の予定変更に付随する追加金の支払いを済ます。 やはり「次」も有るので、払う物は払って帰りたいと思っていたので良かった。 16時。 領事館から紹介してもらった通訳会社の通訳とモニェロンのロビーで待ち合わせ。 シャラポワみたいなお姉さんを期待したが、ガタイの良いガテン系の兄ちゃんだった。 「極真やってました。押忍」とか言っている。 鼻の潰れ方が殴られた潰れ方なのでマンザラ嘘でも無い様子。 ユジノの寒さが身に染みる。 極真君とは自動車部品街を廻って、夏のEV引き上げに関連した様々な情報を調査した。 この極真君、なかなか良い奴で、分からない単語が出ると辞書を引いたりして一生懸命通訳してくれる。 お陰でかなりの情報が入手できた。お調子者のワシリーとは好対照だった。 ![]() サハリンの定番仕様のハチマル。 ウインチはカムアップ。 シュノーケルを付けて、タイヤはマッテレにスパイクボコボコだった。 [アタック期間中に衛星電話で伝えられた速報] 03/17(Thu) 鈴木@ユジノサハリンクス 20:11JST やっと延長申請していたビザが発給され、パスポートが手元に戻ってきた。 旅行会社の精算を済ませて、四駆ショップへARK-1の回収に備えた情報収集に出かける。 ロシアのTVなどメディアで、ZEVEXが紹介されいていることも手伝って非常に友好的に話ができた。 「どんなことをしているのか?」と言う問いに、店のPCでIRON BAR CUPのWEBを見せる。 特に[バラバラ伝説]や[線状に架ける橋]には驚いていた。 最後に店主とE-Mailアドレスを交換して、また詳しい情報が有れば教えてもらうようにする。 明日は、ようやく飛行機で帰国できそうだ。 サハリンも春めいてきたので、天候による欠航もないだろう。 (N) |