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2005年02月24日(木)
EV-4WD間宮海峡ゼロエミッション横断チャレンジ


[アタック日誌]

朝、雪も風も少しは弱くなったがまだ止んではいない。
...が、日程の余裕が無くなった現状を考慮して出発を決定する。

まず、午前中に役場(国境警備隊との説も有り)へ行って、吹き溜まりだらけになった村内の道をブルドーザーで除雪してもらう交渉をする。
図々しいのかワシリーはこの手の交渉事は上手だ。
今回も格安の料金でブルドーザーのチャーターに成功した。
但し修理が終わる正午まで待たされたが...

昨日の偵察時の予定では村の北側から海に降りる計画だったのだが、ARK-1を牽引したブルドーザーはトランバウス方面(南)へまっしぐら。
結局「遠回りだ」と言っていた南側から海岸線へ降りる。

砂浜へ降りた私は氷が海岸線から300m程沖合いまで流されている事実にまず驚く。
昨日も部分的に海岸線は開いていたのだが、その距離は50m内外だった。
一晩の内に風で沖へ持って行かれたのだ。

仕方が無いので暫くは海岸線に沿って砂浜を北上して行くことになったが、凍った砂浜は硬い砂氷と吹き溜まりが交互に現れる状況で、更には昨日バロージャの指示で取り付けたラダーそりの負担が重く、300mと進まない内にARK-1は吹き溜まりの抵抗に捕まりスタックする。
日暮れが近付いた頃に、漸くラダーそりを外して走ってみることになったが、その周辺は一番吹き溜まりの多い場所で、スタックの連続は相変わらずだった。

結局この日は本来海岸線へ降りる予定だった北側の降り口から僅かに北に進んだ所で野営することになった。
夕方になって嵐は収まっていたので、野営に問題は無かったが、村が近いこともあって、夕食だけはバロージャ宅へ戻って食べることになった。

夕食を済ませ、発電機に給油する為に海岸へ送ってくれとバロージャに頼むが、既にガス欠で発電機は止まってしまっているとの話。
再始動に梃子摺ることが予想されたが、寒くて暗い夜間に行うよりは翌朝明るい時にチャレンジする方が利口かと思い、この夜はバロージャ宅の床に防寒具を着たまま眠ることにした。


ブルドーザーに牽引されて海岸線まで移動して来たARK-1とそり。
結局スノモは4台体制になった。



[アタック期間中に衛星電話で伝えられた速報]

02/24(Thu)

空中状態が悪いようで、本日は定時連絡がありませんでした。 (N)


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